松阪牛協議会と特産松阪牛について
こんにちは!丸中本店です。
今回は、松阪牛協議会と特産松阪牛についてご紹介します。
松阪牛協議会は、松阪牛の個体識別管理システムに加入している肥育農家と松阪牛生産地域の市・町で構成されており、役員については会長が松阪市長でその他の市や町(津市長、伊勢市長、多気町長、大台町長、明和町長)と肥育農家の代表者になります。
設立は2004年(平成16年)11月1日で、令和5年3月31日現在の松阪牛の肥育頭数は16,392頭です。
また松阪牛生産地域は、松阪市を中心に旧22市町村で、具体的には松阪市、明和町、多気町、玉城町、度会町、大台町の全域と、津市、伊勢市、大紀町の一部を含みます。
松阪牛全体の約4%の特産松阪牛の定義について
『松阪牛の中でも、兵庫県産の子牛を導入し松阪牛生産区域で900日以上肥育した牛』
松阪地方では古くから、但馬地方(兵庫県)生まれで紀州育ちの若い雌牛を役牛として導入していました。
明治以降はそうした役牛を長期肥育することで肉質の優れた松阪牛として生産してきました。
この肥育技術を継承し、より一層の肥育技術の向上を図るため、松阪牛の中でも特に但馬地方をはじめとする兵庫県より
生後12ヶ月までの選び抜いた子牛を導入し、900日以上の長期に渡り農家の手で1頭1頭手塩にかけて肥育されたものを『特産松阪牛』と呼んでいます。(月齢でいうと約38ヶ月以上)
一般的に牛を長く肥育することは、通常よりコストとリスクを負うため、特産松阪牛は熟練の農家が秘伝の匠の技を駆使して、1頭1頭を大切に育て上げます。
そのため特産松阪牛の生産頭数は少なく、松阪牛全体の数パーセントしか存在しません。【平成27年度実績:松阪牛全体の約4%】※文章や画像は松阪牛協議会様HPより
地理的表示(GI)に登録された『特産松阪牛』
平成29年3月3日に『特産松阪牛』が国の地理的表示保護制度(GI)に登録されました。
地理的表示保護制度とは…
特定の地域にて、長年培われた特別な生産方法や気候・風土などの特性により、高い品質と評価を得ている産品の名称(地理的表示)を知的財産として国が保護する制度。
基準を満たした場合に、国が証明する認定マークとしてGIマークを付することができる。
不正な使用に対しては、国が取り締まり、懲役や罰金を科されるなど、ブランドとして保護されます。
本場松阪の地で創業七十五年の松阪牛と丸中和牛を販売する丸中本店について
地元松阪の人々は「お肉買うんやったら、丸中さんやに。」といいます。肉質の美しさ、火を通した時の脂が溶け出す香り、柔らかく深い味わい、どれをとってもどこにも負けない丸中本店の松阪牛と丸中和牛。地元の人々に選ばれるお店。それが丸中本店なのです。
地域に根差した精肉店である丸中本店は、一人ひとりのお客様に真心を込めたサービスと厳選された松阪牛の提供に力を入れています。本場の味「松阪牛」を皆様に!三重県松阪市からお客様のもとへ直接お届けします。
丸中本店の公式ホームページ ➡ 松阪牛 黒毛和牛専門店 丸中本店
公式オンラインショップ ➡ 松阪牛と丸中黒毛和牛の専門通販 丸中本店