松阪牛の生産地と発祥の地について

こんにちは。
丸中本店です。
今日は松阪牛の生産地と発祥の地についてお話ししたいと思います!
松阪牛は日本屈指の高級和牛で、日本三大和牛の1つと言われ、「肉の芸術品」の異名を持ち、霜降り肉になっているのが特徴です。
その美味しさは全国的に有名です。
それでは、早速その魅力を探っていきましょう!
松阪牛とは
- 黒毛和種、未経産の雌牛
- 松阪牛個体識別管理システムに登録されていること
- 松阪牛生産区域(旧22市町村)での肥育期間が最長・最終であること
※生後12ヶ月齢までに松阪牛生産区域に導入され、導入後の移動は生産区域内のみ。
上記全ての条件を満たして出荷されたものが松阪牛と定められています。
※松阪牛生産区域への導入する生後12ヶ月齢まで子牛の条件に関しては、平成28年4月1日以降に導入された牛が対象となります。
松阪牛の正式な読み方は「まつさかぎゅう」「まつさかうし」で、「松坂牛」ではなく「松阪牛」が正式な表記です。
生産地の紹介
松阪市を中心とした2004年(平成16年)11月1日現在の旧22市町村に、旧松阪肉牛生産者の会会員を含みます。
市町村合併により、松阪牛生産地域に含まれない町村と合併した所もあるため、混乱を避ける意味でこのように表示しています。
旧22市町村
松阪市、津市、伊勢市、久居市、多気町、明和町、飯南町、飯高町、一志町、嬉野町、白山町、香良洲町、三雲町、大台町、大宮町、度会町、小俣町、玉城町、宮川村、勢和村、美杉村、御園村
なお現在の市町ですと、松阪市・明和町・多気町・玉城町・度会町・大台町の全域と津市・伊勢市・大紀町の一部地域に相当します。
発祥の地と歴史
松阪牛発祥の地である三重県松阪市飯南町深野には「松阪牛発祥地」の石碑が建っており、松阪牛の歴史を支えてきたという自負が石碑からうかがえます。
かつて、この地域の農家のほとんどが農作業の為に牛を飼っており、ふもとから上に車が運転できる道がなかったため、牛が自動車の代わりとなって重い荷車を引いて細い道を登っていました。
松阪牛の歴史
昭和30年代、農家は牛を役牛(運搬や農耕に使う牛)として利用していました。古来より、役牛として優秀な但馬(兵庫県)生まれで、紀州(和歌山県)で 1年を過ごした雌牛を松阪地方の農家は好んで購入したといわれています。
農耕用の牛は3~4年が経過すると次第に太り、「太牛」と呼ばれるものに仕上がっていき、肉牛として売り出されていました。
その後、松阪地方の牛は農家や関係者の努力により次第に名を広めていきました。
【昭和20年代の松阪牛の出荷風景】
(松阪牛であることを証明するために、旧松阪駅前で撮影されました)
まとめ
松阪牛の魅力は、その生産地や歴史、育成方法、そして料理に至るまで多岐にわたります。高級和牛としての地位を確立した松阪牛は、まさに一度は味わってみる価値がある食材です。日本を訪れた際には、ぜひ松阪牛の魅力を体験してみてはいかがでしょうか?
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